元旦那が失踪した後、捜索願は出したものの、次に何をすれば最善かも分からず、頼れる相談相手もいないまま、ひとりぼっちで不安な状態を続けていましたが、貯金は確実に減っていきます。

離婚しないと、児童手当の口座は変えられない

子供がまだ小さかったので、児童手当が給付されていたのですが、実は振込先が世帯主である元旦那の口座だったので、私達の手元にはもちろん届きません。

しかも、保険は私の口座から落とされる状態でした。借家だったので、毎日、家賃も発生しています。

収入はなく、お金がどんどんなくなっていく中、いよいよ「まず離婚して、生活を建てなおさなければ」という状態に追い込まれていきました。

弁護士から「旦那を待ちなさい」「離婚はできない」と言われる

いざ離婚を考えようと思っても、どうしたらいいものか。

弁護士の知り合いなんて、もちろんいません。

調べてみると、市役所で弁護士が相談にのってくれるサービスがあるとのことで、予約して相談にいきました。

定年をこえたおじいちゃん弁護士に、これまでの経緯を話すると、開口一番言われたことは「旦那さんのことを待っててあげなさいよ」でした。

何を言い出すのか、さっぱり意味が分かりません。

その弁護士いわく「待っててあげれば、そのうち帰ってくるんじゃないと」ということですが、そんな保証はどこにもありません。

全身から、「奥さんは家で待つもの」という、昭和時代の古い価値観が滲み出ています。

この人に相談しても、駄目だ。

でも、他に頼るあてもないので、「離婚しないと、児童手当も入らず、生活ができない」と伝えました。

弁護士さんは「法律的には3年以上立たないと離婚はできない」と言いました。

愕然としました。

すでに元旦那は家におらず、給料も振り込まれず、むしろ児童手当や保険代などで、収入的にはマイナスの影響しかありません。

にも関わらず、3年立たないと離婚ができない、と。

目の前が、真っ暗になりました。

今から思えば、「なぜできないのか?」「方法があるのか?」と食い下がればよかったのですが、当時はそもそも疲れ果てており、弁護士がそう言うのだから、そうに違いない、と諦めるしかありませんでした。

行政書士からも「受けられません」と断わられる

そこから数日間は、絶望的な気持ちで毎日を過ごしました。

でも、そこで止まっていては、お金もなくなり、本当に生きていく術がなくなってしまいます。

気力を何とか奮い立たせて、ネットで色々な情報を調べました。

「失踪」「蒸発」「離婚」…

色々なキーワードで調べるうちに、近くにある行政書士のホームページに、私と同じような事例が書いてありました。

ここなら、助けてくれるかもしれない。すぐに電話しました。

これまでの経緯を伝え、ホームページに事例に近いことを話すと、答えは「ちょっと難しそう。受けられない」ということでした。

「なんでダメなんですか?」

後から振り返ると、本来はそこで食い下がらないといけないところだったのですが、この時は気力もなく、ただただ「やっぱり、もうだめなんだな」と僅かな望みも打ち砕かれた気持ちでした。

失踪旦那との離婚は、できます!

相談しても、誰も助けてくれない。どうしたらいいのか分からない。

この時の私の精神状態はとても不安定で、夜も眠れない状態でした。

結論から言うと、離婚はできます。

この時の私に会えたら、一刻も早く伝えてあげたい言葉です。

でも、離婚を達成するには、自分の意思を強くもち「助けてほしい」「動いてほしい」と積極的にアピールすることが大事です。